Tag Archive 利下げ

4月5日(水曜) 今日の相場見通し~112円回復へ!FOMC議事録に注目

◎今日の相場観&見どころ

おはようございます、蝦夷守です。
今日はFOMC議事録が中心になります。どのような議論がなされたか?ファンダメンタルに大きく影響してきますADP雇用者数、ISM非製造業景気指数も発表後に乱高下するでしょう。明後日に雇用統計が控えていることも重要要素になります。毎月の話ですが、第一週はファンダメンタル情報が多く発表されます。直近の経済指標(特に米国)は良好だと思います。今日もファンダメンタルを意識した相場になるでしょうか。トランプ大統領の動向には常に注意です!オセアニアですが、豪州・NZとも利下げを意識させる状況になっています。南アフリカの格下げ、ロシア地下鉄テロなども重苦しくする材料となっていると思います。

相場観は、リスク回避の雰囲気がやや緩んだ感があります。昨日書いたように切り返す材料があればというのがありませんでしたが、それでも状況が良くなりました。トランプ大統領は”フランク・ドット法”の改正に本腰を入れるようで、これが決まれば投資規制が緩和されます。投資環境の改善はリスク選好要素として、かなり大きいでしょう。

<国内>
特になし

<海外>
○16:50  3月仏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値(予想:58.5)
○16:55  3月独サービス部門PMI改定値(予想:55.6)
○17:00  3月ユーロ圏サービス部門PMI改定値(予想:56.5)
○17:30  3月英サービス部門PMI(予想:53.4)
○未定  ポーランド中銀、政策金利発表(予想:1.50%で据え置き)
○20:00  MBA住宅ローン申請指数
○21:15  3月ADP全米雇用報告(予想:18万5000人)
○21:30  ブリハ英中銀金融政策委員会(MPC)委員、講演
○23:00  3月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(総合、予想:57.0)
○23:30  EIA週間在庫統計
○6日03:00  米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月14-15日分)

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。

【参考記事】
〔link〕2017年 FOMCボードメンバーの顔触れ

参考チャート】 為替相場に影響を与えるデータですので、時折確認することをお勧めいたします。
米2年国債・利回り
米10年国債・利回り
日10年国債・利回り
原油価格(WTI)チャート
為替チャート

 

Tags, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

今週の相場&論点~Xmasで参加者が減り、HFTによる乱高下には厳重注意!

■先週の相場確認

先週は、今年最後の開催となった米FOMCが焦点となった。市場の想定通り12月は0.25%の利上げを発表している。注目のFOMCメンバーの2017年金利見通しは、前回の2回から3回へと上方修正された。市場では一段と利上げペースが加速するとして、ドル買いが広がった。ドル円は118円台後半まで上昇。今年2月以来の高値水準となった。ユーロドルは節目の1.05台を割り込み、一時1.03台後半と2003年1月以来の安値水準となった。1ユーロ=1ドルの「パリティー」を目指すとの声もでてきている。イエレンFRB議長は会見で、トランプ次期大統領の政策についても言及しており、トランプ相場は衰える兆しをみせていない。

中銀は政策金利と資産買い入れ枠を全員一致で据え置いた。足元で原油相場が上昇、比較的良好な英経済指標が続くなかで、市場には今後の利上げバイアスが示される期待があった。しかし、全員一致での決定となり、ポンド相場は下落。ポンドドルは1.23台へと下落する場面があり、ドル高相場の一端を担っていた(引用:Klug 蝦夷守編集)

■今週の相場観

先週は米FRBにて利上げおよび利上げ見通しの上方修正がありました。英国では徐々に膨らんでいた利上げ期待が萎む結果となっています。これらが新しいトレンドを作っていくでしょう。今週は日銀が政策金利を発表します。秋ごろにはFOMCの歩調に合わせて日銀も利下げなど金融緩和に打って出る可能性が強かったのですが、昨今の状況からそれは遠のきました。誰も12月に118円になっていようなどと思っていなかったわけです!日銀は静かにしていると想定されます。

今週はXmasを控えた週に当たります。いくつかの重要イベントがあるものの、基本的に投資家はポジション手仕舞いに動くでしょう。規模の大きな投資家ほど早めに手を引きます。とはいえ、流動性が極端に低くなったチャートでこそ存在を発揮するハイエナ系トレーダーが存在するのも事実で、少量のポジションでレートを大きく動かせる為、思いのほか激しくなるかも知れません。これはここ数年強まった傾向ですが、来年以降もそうなりそうなので覚えておくと良いでしょう。1/1000秒単位で動く超高速システムトレード(HFT)が影響力を持ちます。普段とは性格が違う値動きをしますから、そのへんに厳重注意です。私も、過去に呑まれた経験があります。

19日(月)
日本貿易収支(11月)
独Ifo景況感指数(12月)
イエレンFRB議長、講演

20日(火)
日銀金融決定会合結果、黒田日銀総裁会見

21日(水)
米中古住宅販売件数(11月)

22日(木)
ECB経済報告
米GDP確報値(第3四半期)
米耐久財受注(11月)
米新規失業保険申請件数(17日までの週)

23日(金)
米新築住宅販売(11月)
天皇誕生日祝日で休場
英株式市場短縮取引
米債券市場短縮取引

 

Tags, , , , , , , , , , , , , , , , ,

〔豪州〕 消費者物価指数(CPI)は強く、豪ドル/円は80円上抜け!

 

豪州・消費者物価指数(CPI)

豪州の消費は非常に強い状態が続いた

利下げの可能性はほぼ排除されました
私はしばらく前から利下げの可能性は低いと書いてきましたが、マーケットには利下げ論が燻っていました。豪ドルの上値が重かった理由でもあります。

RBA(豪中銀)はインフレ率を極めて重視する中央銀行であることは有名です。データを見る限り、RBAが年内に利下げに動く可能性はほとんど無くなったと考えてよいと思います。豪州の消費者物価指数(CPI)は、色々なデータがでますが『刈込平均』(実質的コア指数)をRBAは最も重視していることを付記しておきます。

ただし、先月就任したフィリップ・ロウRBA総裁がどのような政策的特徴を持っているか、まだ見極めはついていません。恐らく、前任のグレン・スティーブンス前RBA総裁に似ていると思われますが、不確実さも残ります。

次回、RBA政策金利は11月1日。来週にあります。

■消費者物価指数(第3四半期)9:30
結果 0.7%
予想 0.5% 前回 0.4%(前期比)
結果 1.3%
予想 1.1% 前回 1.0%(前年比)
結果 0.4%
予想 0.4% 前回 0.5%(刈り込み平均・前期比)
結果 1.7%
予想 1.7% 前回 1.7%(刈り込み平均・前年比)
結果 0.3%
予想 0.4% 前回 0.4%(加重・前期比)
結果 1.3%
予想 1.4% 前回 1.3%(加重・前年比)

Tags, , , , , ,

〔ユーロ圏〕 追加金融緩和を抑制する方針

欧州中央銀行(ECB)は18日、7月20─21日開催の理事会議事要旨を公表した。

メンバーらは、英国の欧州連合(EU)離脱決定に関連したリスクが増大しているものの、政策変更を話し合わず、追加刺激策への市場期待を抑制する考えで一致していたことが分かった。英EU離脱決定への市場反応は予想以上に穏やかだった点を踏まえ、議事要旨は政策変更を急がない姿勢を示した。

議事要旨は「現段階で、金融政策上の対応をとる可能性について討議するのは時期尚早という認識が、メンバー間で広く共有された」と指摘。「下向きリスクが明らかに高まったものの、今後数カ月間に得られる情報を評価する、さらなる時間が必要だ」と指摘した。

また、「将来の金融政策の道筋について過度な期待を生じさせることなく、責務の範囲内で利用可能なあらゆる手段を活用し、目的達成のために正当化されれば、行動をとる能力と用意がある点を、理事会が繰り返し表明する必要があるという見方が全般に広く共有された」とした。さらに、英EU離脱に伴う主な影響は政治面と強調、EU政策決定者らに両者間の交渉をめぐる不透明感への対処を呼び掛けた。(引用:ロイター2016/8/18)

 

ECBは金融緩和へ否定的な意見を持っているようです。あくまで現時点ではですが…
明瞭なマイナス作用が出ていない中、早く飛び出す必要ないと考えたのでしょう。十分に利下げを含む金融緩和が期待される中で、そういう決断をしました。利下げを期待する向きがある中で、こうした議事録が出てきましたから、ユーロ相場は買われるでしょう。ユーロが強いというより、ユーロを売り持ちしていた投資家が、失望で買い戻した結果でしょう。今後も油断はなりませんが、当面の利下げ・禁輸緩和はなさそうです。それが分かっただけ、よい会議だったと思います。

 

Tags, , , , , , , , , ,