経済指標

ファンダメンタル投資と謳っているだけに、経済指標は重要な存在です。しかし、多くの方が思っているような経済指標の使い方は致しません。よく見られるのが【予想値】に対して【発表値】が良ければ買いという方法です。確かに結果が良ければ、買われやすいでしょう。しかし、トレードでは勝てません!


◎ 勝てない理由は2つある

1つは、発表直後のチャートが一番難しいからです。発表を見てから買っても、すでにチャートは動いてしまっているうえ、利益確定・損切りも交錯し安定した収益は望めません。簡単に見えてギャンブルになってしまいます。それに、これで勝てるなら皆がファンダメンタル投資をやっているでしょう。

もう1つは、誰でもすぐに気づくトレード法だからです。これはどの投資法にも当てはまります。誰でも思いつくような手法少し考えればたどり着くような手法は投資で通用しません。経済指標の善し悪しで買う方法など、FX初心者が読む雑誌にも載っていますし、誰でも思いつきます。だから使えません。


◎ 経済指標は「資料」と考えるべきだ!

経済指標は、トレード方針を定める資料・材料として扱うべきです。経済指標を見てトレードするのがそもそも誤りです。では、こうした資料をどのようにしてFXで勝つ為に使うのか?この辺に頭の使い途が出てくると思います。単に表面的なデータの善し悪しとして考えてはいけません。

多くの個人トレーダーは、目の前で発表された経済指標だけを見ています。つまり、視野が目先しかないと言えるでしょう。正直、こうした人々をカモにするのは簡単です。すこし長期目線を持てれば、彼らは利益を貢いでくれる対象でしかありません。

資料・材料という書き方をしましたが、経済指標は「長期目線」を持ってトレードするための判断材料として分析すべきなのです。『経済指標を見てトレードしてはいけない』と私はしばしば言いますが、それはこの様な理由からでした。上手に使うと、非常に強烈な武器に変貌します!


◎ FXは非常に優位な立場でやって初めて利益がでるもの!

FX投資で勝ち抜くけるのは、全体の1/5未満です。FXはゼロサムゲーム(パイの奪い合い)ですから、自分が勝てば誰かがその分負けています。そのうえ、AIが発達して短期トレードを席巻し始めています。いずれ短期テクニカルから裁量や単純なシストレは消えるでしょう。人間には1/10000秒で判断し取引することは出来ません。

激変しつつある環境の中で、私たちが優位に立つ方法として長期投資があります。判断スピードが問われないからです。そのとき、経済指標の知識は非常に大きな意味を持つでしょう。

FXで優位に立つ事を考える時、『桶狭間の鉄砲隊』を思い浮かべると良いでしょう。刀や槍しか持たない兵を、遠距離射撃で討ち取れます。長期投資とは、短期トレーダーの届かないところで投資できる為、非常に優位な立場を築けます。いつの時代も、どの分野でも『飛び道具』は優位に立つ武器なのです。

本BLOGでは経済指標をこのように考え、長期を見抜くための資料と考えています。