2017年のFOMCは、いつ利上げをするのか?

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FRBが2015年12月、2016年12月と2回の利上げを行いました。2017年は、3回ほどの利上げが想定されています。利上げがあるとすれば、それはいつでしょうか?それは日程を調べることでも、ある程度の予想を立てることが出来ます。逆算的にドル相場へアプローチできるようになるでしょう。目の前の出来事に追われるのでなく、俯瞰的に相場を考える必要性があります 

 

下記図は2017年のFOMC日程表です。原則6週間間隔で開催され、途中にFOMC議事録やベージュブックが発表される流れとなります。実はFOMCには二種類あり、イエレンFRB議長会見&FRB経済見通しが発表される回とされない回があるのをご存じでしょうか?下記図はオレンジ枠になっている日程が会見のある回であります。過去にFOMCが重要な変更を行ったのは、すべて会見のある回でした。私は会見付FOMCを便宜上【重FOMC】と呼ばせて頂いています。本稿でも以後重FOMCと呼びます。

 

■ 重FOMCと利上げ予測

 

FOMCで利上げが行われる場合、FOMCから逆算して数週間前からドルが上昇を始めます。利上げは無鉄砲に行われるものではありません。経済データを踏まえて変化するものですし、経済が良くなればイエレンFRB議長を始め、FRB要人が利上げの必要性を示唆します。すると、思惑が立つためドルは先行して上昇を始めます。しかも、毎回のように数円単位で動きます。

しかも先ほども述べた通り、利上げなど重要決定は重FOMCで行われる慣習があります(必ずそうするとは限らないとFRBは言っています)。さらに、FRBは2017年に3回ほどの利上げが妥当と2016年末に示唆している為、『4回の重FOMCで、うち3回は利上げがあるだろう』と言う推論が成立する訳です。これだけわかれば、FXで十分に勝てる条件が整う訳ですから、基本的にチャート分析などいらないとなります。必要なのは利上げの予測を正しく、出来るだけ素早く判断できる方法論でしょう。これを理解すれば、割と簡単に1円以上の利益を抜くことが出来るようになれます。
FRBが利上げする条件は?」で説明させて頂いた、利上げの条件をもう一度確認してい見てください。すると、予測の精度は上がっていきます。経済指標の読み方、要人発言の聞き取り方などを理解すれば、さらに上がるでしょう。

 

■ 仮に3回の利上げがあるとすれば、いつになるか?

 

経済状況が現在想定されているまま推移したとしますと、利上げは3月・9月・12月6月・9月・12月のパターンが最有力です。当面は3月の利上げの蓋然性が差し当たって重要となります(1月下旬時点において)。これに、今後の経済や政治などファンダメンタル情報がどう影響してくるか?と言う問題になるでしょう。考えなければならないのは、利上げが3回あるのは絶対ではない!という事です。2015年12月中旬、イエレンFRB議長は『2016年に4回程度の利上げが必要』と述べ、ドルが急騰しました。しかし、実際は1回のみ。2016年1月の中国株暴落、6月の英EU離脱選挙、11月の米大統領選挙等々の押しとどめる要因があったためです。従って、この通りにはいかないシナリオも描いておく必要があり、それはそれで利益享受の機会になります。

米国の経済指標などファンダメンタル情報を読む限り、年3回の利上げは正当化されるでしょう。トランプ政権に行方など含めて今後のファンダメンタルがどう変化するかにより、見通しも変化していきますが、見通しを立てることができれば、日程を見るだけでどの時点でポジションを取れば良いのか?これが分かります!時間を取って、FOMCが利上げをしたとき、ドルはいつの時点から買われてはじめているのか。これを調べておくと良いでしょう。

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