今週の相場&論点~不透明感が燻る中で、米GDPなど重要データ

■今週の相場観

トランプ大統領が就任し、新たな政治サイクルが始まりました。『保護主義』に対する不透明感、『インフラ投資&減税』という期待感が交錯した中で次の相場が作られていきます。そのうえで新たな材料が加わります。注目されるのは米・GDP(速報値)、英・GDP(速報値)、豪・消費者物価指数(CPI)でしょう。データによって値動きを誘発します。豪州はCPIが政策金利(2/7)へ大きな影響力を持っていますので、とても重視されます。米国は2/1にFOMCがある為、今週よりブラックアウトに入ります。また決算も本格化し、株価経由でドルが乱高下する場面もあるでしょう。

就任式を終えたトランプ大統領は、いくつかの大統領令に署名すると見られTPP脱退、NAFTA再交渉など不透明感ある行動に打って出ることが考えられます。日本でも日米関係への不安感が世論調査で浮き彫りになりました。投資家は警戒感を持っていますから、何かあれば逃げ出すように相場が崩れる可能性もあります。大規模なリスク回避にも注意を払わなければなりません。反対にインフラ投資&減税へ具体な示唆があればリスク選好になるかも知れず、上下動ともあり得る相場観となります。

23日(月)

24日(火)
参院本会議、衆院本会議
独・ユーロ圏製造業PMI速報値(1月)
米中古住宅販売件数(12月)
英最高裁、EU離脱の議会承認めぐり判断

25日(水)
日本貿易収支(12月)
豪消費者物価指数(第4四半期)
独Ifo景況感指数(1月)

26日(木)
英GDP速報値(第4四半期)
米景気先行指数(12月)
米新築住宅販売件数(12月)
米新規失業保険申請件数(21日までの週)
ユーロ圏財務相会合

27日(金)
日本消費者物価指数(12月)
米GDP速報値(第4四半期)
米耐久財受注(12月)
EU財務相理事会
上海市場は春節祝日で休場(2月2日まで)