Yearly Archive 2016

12月20日(火曜) 本日の相場見通し~黒田東彦BOJ総裁の会見内容が大きく左右

【参考チャート・LINK】
米2年国債・利回り
米10年国債・利回り
日10年国債・利回り
原油価格(WTI)チャート
為替チャート

【お知らせ&トピックス】
◉上記から原油相場&長期金利を確認できるようにしました。2年債利回りは、FOMC動向を素早く織り込む事で有名です!
◉原油はOPECによる協調減産の影響で高値推移するトレンドです。それを踏まえての相場となります。
FOMC利上げ決定!、ECBテーパリングにより新興国の金融リスクが浮上しています
◉BOJ政策金利は12月20日です。
◉感謝祭以降、相場流動性が極端に減少します。過剰な値動きがあります。
◉FOMCが終わるとXmasを控えて一斉にポジション調整が始まります。流動性の低さにも注意が必要です。

◎FX 相場観&見どころ

おはようございます、蝦夷守です。
昨日は駐トルコ・ロシア大使が射殺される事件で地政学リスクが浮上しました。シリアを巡る対応でストレスが溜まっていたのが背景にあるようです。ベルリンでは市場がトラックが突入し多くの死傷者を出しました。テロとの見方があるようです。ジャネット・イエレンFRB議長は講演で『ようやく生活水準が向上』、『雇用は過去10年で最も強い』などと述べ、追加利上げを補強するような発言をしました。崩れかかったドルを支えていました。

今日は日銀金融政策決定会合(BOJ政策金利)が中心です。据え置きが既定路線ではありますが、米大統領選直近の円安を受けて、改めて現況を確認する場になりそうです。黒田総裁の会見が特に注目されるでしょう。日本にとって、現在の状況はファンダメンタルを改善する絶好機です。どう考え、どう活かすでしょうか。場合によっては、終了後に円高になっていく可能性があります。日銀政策金利を終えると、年内に大きなイベントは本当に少なくなります。よく相場のリスク許容度を把握しながらトレードを進めるべきです。

【日本】
日銀政策金利 時刻未定
予想 -0.10% 現行 -0.10%

【スイス】
貿易収支(11月)16:00
予想 35.6億スイスフラン 前回 26.8億スイスフラン

【ユーロ圏】
ドイツ生産者物価指数(11月)16:00
予想 0.1% 前回 0.7%(前月比)
予想 -0.2% 前回 -0.4%(前年比)

ユーロ圏経常収支(10月)18:00
予想 N/A 前回 298億ユーロ(季調前)
予想 N/A 前回 253億ユーロ(季調済)

【トルコ】
トルコ中銀政策金利 20:00
予想 8.00% 現行 8.00%

【カナダ】
卸売売上高(10月)22:30
予想 0.6% 前回 -1.2%(前月比)

【NZ】
貿易収支(11月)21日6:45
予想 -500百万NZドル 前回 -846百万NZドル

9:30 豪中銀議事録
15:30 黒田日銀総裁、記者会見
22日
0:30 米週間原油在庫統計

米主要企業決算
フェデックス、ナイキ

 

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【投資理論】金利差理論について

 

為替相場の値動きは、この経路で発生すると仮説を立て、相場予測に役立てていきます。経済指標・要人発言・報道・経済レポートをまとめて【ファンダメンタル情報】を呼びます。

私がFXで相場予測に使う投資モデルです。このモデルを使う事で、中長期的な相場観を得ることができ、相場観を持つ事で他のトレーダーより優位に立って利益を挙げることが出来るようになりました。金利差理論(上記図が理論モデル)について、考え方を記事にします。

 

◎政策金利こそ、ファンダメンタル投資の中心核

毎日の様に経済指標や要人発言などの動きがあります。これらの影響は最終的に政策金利(量的緩和なども含む)に集約されていくと考えています。良い経済指標が多くなれば、景気は上向き、インフレ率は上昇を始め、最終的に利上げに結実します。利上げはインフレ率の上昇を抑える効果があり、中央銀行(日銀やFRBなど)はインフレ率の高騰を抑えるのが仕事です。これは法律的に定められていて、日銀法でも第2条で明確に規定されています(他国も同様)。つまり、この流れは法によって規定された行動ですから、人為的な法則性を持っています。金利差理論とは、法的に支持を受けていると言って差し支えありません。

従って、日々発表される経済指標などのファンダメンタル情報(上記図の最下層4つ)は、政策金利にどういう影響を及ぼすか?という判断材料として用いることになります。ほとんどのトレーダーは、経済指標を良い・悪いだけでトレード材料にしています。これで儲ける時もありますが、これだけでFXは勝ち切れません。

◎金利差理論は次の3カ条から成り立つ

相場より先回りして、相場を理解することが出来るようになります。先回りするための分析術は、非常に多くありかなりの精度を求めることができます。つまり、確実性を高める事でより優位にポジションを持つ事が可能となります。優位に立つ事は、長期にわたって投資の世界で生き抜くうえでとても大切な要素でしょう!(※物価とはインフレ率を指しています)

◎為替相場は、ファンダメンタルに必ず追随する

為替相場の値動きは、最終的にファンダメンタルに追随します。ドル/円が、かつて76円台(2011年)になった時、日本のファンダメンタル(経済状況)はどうだったでしょう?2015年12月に米国が利上げをしましたが、利上げ時の米国のファンダメンタルはリーマンショックと比してどうだったでしょうか?利上げに際してドル相場はどう動いたでしょうか?

後づけでも結構です。ファンダメンタルと為替相場の関係性を見れば、連動性があります。筆者が10年FXをやってきて、この点に関してブレはありませんでした。相場を俯瞰すると必ず為替相場は、ファンダメンタルの方向に追随します。このように考えると、為替相場は非常にシンプルな原理をしている事が分かります。それゆえ、金利差理論はFX投資において有効な予測システムになり得ると、私は考えました。

2008年9月16日に配られた号外です。ちょうど私が北海道で結婚式(9/9)を終えて、東京に戻ってきた週明けの出来事。鮮明に覚えています。

シンプルで強固な原則ができれば、あとはそれを活かす投資手法の研究に移ることが出来ます。この着想を得たのが2008年頃で、まだ世の中がリーマンショックで荒れ狂っていた冬の話です。金利が高い所に、お金が集まるという現象はこの先100年経っても変わらないと思います。少なくとも古今東西で数百年前から確認されており法則性があると言えるでしょう。

 

12月19日(月曜) 本日の相場見通し~材料難から思惑重視の相場観

【参考チャート・LINK】
米2年国債・利回り
米10年国債・利回り
日10年国債・利回り
原油価格(WTI)チャート
為替チャート

【お知らせ&トピックス】
◉上記から原油相場&長期金利を確認できるようにしました。2年債利回りは、FOMC動向を素早く織り込む事で有名です!
◉原油はOPECによる協調減産の影響で高値推移するトレンドです。それを踏まえての相場となります。
FOMC利上げ決定!、ECBテーパリングにより新興国の金融リスクが浮上しています
◉BOJ政策金利は12月20日です。
◉感謝祭以降、相場流動性が極端に減少します。過剰な値動きがあります。
◉FOMCが終わるとXmasを控えて一斉にポジション調整が始まります。流動性の低さにも注意が必要です。

◎FX 相場観&見どころ

おはようございます、蝦夷守です。
Xmas&年末へのクールダウンは今日も続きます。どんどん投資家がポジションを手仕舞いしていくでしょう。投機的なトレーダーの比重が大きくなる時期です。経済指標は多くはなく、日・貿易収支、独・Ifo景況感指数が重要なくらいです。相場に大きな同意を与えにくいでしょう。となると、思惑がより強い相場観になると予測できます。株式、長期金利、原油といった相場に影響されつつリスク許容度で値動きしていきます。

今夜、ジャネット・イエレンFRB議長の講演があります。確かに重要イベントなのですが、先週にとても重要な発言をしたばかりで、大差ある発言を聴ける可能性は低いと思われます。とはいえ、もし先々を示唆するような発言があれば相場になります。観察が必要です!


【日本】
通関ベース貿易収支(11月)8:50
予想 2274億円 前回 4960億円(4962億円から修正)
予想 5905億円 前回 4743億円(季調済)

【NZ】
ANZ企業景況感(12月)9:00
予想 N/A 前回 20.5

【香港】
失業率(11月)17:30
予想 N/A  前回 3.4%

【ユーロ圏】
ドイツIfo景況感指数(12月)18:00
予想 110.6 前回 110.4

10:30 中国新築住宅価格(11月)
20日
1:00 バイトマン独連銀総裁、講演
3:30 イエレンFRB議長、講演

日銀金融決定会合(1日目) 発表は明日

 

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今週の相場&論点~Xmasで参加者が減り、HFTによる乱高下には厳重注意!

■先週の相場確認

先週は、今年最後の開催となった米FOMCが焦点となった。市場の想定通り12月は0.25%の利上げを発表している。注目のFOMCメンバーの2017年金利見通しは、前回の2回から3回へと上方修正された。市場では一段と利上げペースが加速するとして、ドル買いが広がった。ドル円は118円台後半まで上昇。今年2月以来の高値水準となった。ユーロドルは節目の1.05台を割り込み、一時1.03台後半と2003年1月以来の安値水準となった。1ユーロ=1ドルの「パリティー」を目指すとの声もでてきている。イエレンFRB議長は会見で、トランプ次期大統領の政策についても言及しており、トランプ相場は衰える兆しをみせていない。

中銀は政策金利と資産買い入れ枠を全員一致で据え置いた。足元で原油相場が上昇、比較的良好な英経済指標が続くなかで、市場には今後の利上げバイアスが示される期待があった。しかし、全員一致での決定となり、ポンド相場は下落。ポンドドルは1.23台へと下落する場面があり、ドル高相場の一端を担っていた(引用:Klug 蝦夷守編集)

■今週の相場観

先週は米FRBにて利上げおよび利上げ見通しの上方修正がありました。英国では徐々に膨らんでいた利上げ期待が萎む結果となっています。これらが新しいトレンドを作っていくでしょう。今週は日銀が政策金利を発表します。秋ごろにはFOMCの歩調に合わせて日銀も利下げなど金融緩和に打って出る可能性が強かったのですが、昨今の状況からそれは遠のきました。誰も12月に118円になっていようなどと思っていなかったわけです!日銀は静かにしていると想定されます。

今週はXmasを控えた週に当たります。いくつかの重要イベントがあるものの、基本的に投資家はポジション手仕舞いに動くでしょう。規模の大きな投資家ほど早めに手を引きます。とはいえ、流動性が極端に低くなったチャートでこそ存在を発揮するハイエナ系トレーダーが存在するのも事実で、少量のポジションでレートを大きく動かせる為、思いのほか激しくなるかも知れません。これはここ数年強まった傾向ですが、来年以降もそうなりそうなので覚えておくと良いでしょう。1/1000秒単位で動く超高速システムトレード(HFT)が影響力を持ちます。普段とは性格が違う値動きをしますから、そのへんに厳重注意です。私も、過去に呑まれた経験があります。

19日(月)
日本貿易収支(11月)
独Ifo景況感指数(12月)
イエレンFRB議長、講演

20日(火)
日銀金融決定会合結果、黒田日銀総裁会見

21日(水)
米中古住宅販売件数(11月)

22日(木)
ECB経済報告
米GDP確報値(第3四半期)
米耐久財受注(11月)
米新規失業保険申請件数(17日までの週)

23日(金)
米新築住宅販売(11月)
天皇誕生日祝日で休場
英株式市場短縮取引
米債券市場短縮取引

 

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