【投資理論】金利差理論について

 

為替相場の値動きは、この経路で発生すると仮説を立て、相場予測に役立てていきます。経済指標・要人発言・報道・経済レポートをまとめて【ファンダメンタル情報】を呼びます。

私がFXで相場予測に使う投資モデルです。このモデルを使う事で、中長期的な相場観を得ることができ、相場観を持つ事で他のトレーダーより優位に立って利益を挙げることが出来るようになりました。金利差理論(上記図が理論モデル)について、考え方を記事にします。

 

◎政策金利こそ、ファンダメンタル投資の中心核

毎日の様に経済指標や要人発言などの動きがあります。これらの影響は最終的に政策金利(量的緩和なども含む)に集約されていくと考えています。良い経済指標が多くなれば、景気は上向き、インフレ率は上昇を始め、最終的に利上げに結実します。利上げはインフレ率の上昇を抑える効果があり、中央銀行(日銀やFRBなど)はインフレ率の高騰を抑えるのが仕事です。これは法律的に定められていて、日銀法でも第2条で明確に規定されています(他国も同様)。つまり、この流れは法によって規定された行動ですから、人為的な法則性を持っています。金利差理論とは、法的に支持を受けていると言って差し支えありません。

従って、日々発表される経済指標などのファンダメンタル情報(上記図の最下層4つ)は、政策金利にどういう影響を及ぼすか?という判断材料として用いることになります。ほとんどのトレーダーは、経済指標を良い・悪いだけでトレード材料にしています。これで儲ける時もありますが、これだけでFXは勝ち切れません。

◎金利差理論は次の3カ条から成り立つ

相場より先回りして、相場を理解することが出来るようになります。先回りするための分析術は、非常に多くありかなりの精度を求めることができます。つまり、確実性を高める事でより優位にポジションを持つ事が可能となります。優位に立つ事は、長期にわたって投資の世界で生き抜くうえでとても大切な要素でしょう!(※物価とはインフレ率を指しています)

◎為替相場は、ファンダメンタルに必ず追随する

為替相場の値動きは、最終的にファンダメンタルに追随します。ドル/円が、かつて76円台(2011年)になった時、日本のファンダメンタル(経済状況)はどうだったでしょう?2015年12月に米国が利上げをしましたが、利上げ時の米国のファンダメンタルはリーマンショックと比してどうだったでしょうか?利上げに際してドル相場はどう動いたでしょうか?

後づけでも結構です。ファンダメンタルと為替相場の関係性を見れば、連動性があります。筆者が10年FXをやってきて、この点に関してブレはありませんでした。相場を俯瞰すると必ず為替相場は、ファンダメンタルの方向に追随します。このように考えると、為替相場は非常にシンプルな原理をしている事が分かります。それゆえ、金利差理論はFX投資において有効な予測システムになり得ると、私は考えました。

2008年9月16日に配られた号外です。ちょうど私が北海道で結婚式(9/9)を終えて、東京に戻ってきた週明けの出来事。鮮明に覚えています。

シンプルで強固な原則ができれば、あとはそれを活かす投資手法の研究に移ることが出来ます。この着想を得たのが2008年頃で、まだ世の中がリーマンショックで荒れ狂っていた冬の話です。金利が高い所に、お金が集まるという現象はこの先100年経っても変わらないと思います。少なくとも古今東西で数百年前から確認されており法則性があると言えるでしょう。