〔日本〕  首相は景気対策の規模が28兆になると表明!

安倍晋三首相は27日午後、福岡市での講演で、政府が取りまとめを進めている経済対策の事業規模を28兆円超とする意向を表明した。共同通信は8月2日に閣議決定すると伝えている。
安倍首相は講演で、経済対策について「財政措置の規模で13兆円、事業規模で28兆円を上回る総合的かつ大胆な経済対策を来週取りまとめたい」と発言。「内需を下支えし、そして景気の回復軌道を一層、確かなものとするものにしなければなりません」とも語った。首相の発言場面はNHKが放映した。

SMBC日興証券の丸山義正チーフマーケットエコノミストは経済対策について「事業規模は水増しされているのは確かだろう。ただ真水の部分はおそらく5兆-6兆ぐらいだと思う。しかも複数年にわたるだろう」と指摘。その上で、「あくまでトータルパッケージでこう言っているだけ。真水の部分はそんなに大きいわけではない。経済効果という意味では限定的だろう」と語った。

政府は26日、自民、公明両党に経済対策案を提示。熊本地震や東日本大震災の復旧・復興や防災強化のほか、大型クルーズ船受け入れのための港湾整備など観光インフラ整備を盛り込んだ。財政投融資の活用によるリニア中央新幹線の全線開業の8年間前倒しや整備新幹線の建設加速化も明記した。両党は28日もそれぞれ政務調査会の会議を開く予定。(引用:ブルームバーグ2016/7/27)

 

20兆円と報じられていたより、さらに上回る『28兆円』という規模が提示されました。マーケットは具体的な数字に素直に反応するようできています。そのため、日本時間は楽観的な円安で相場が動いていました。ただし、記事中にもある通り「真水の部分はどの程度か?」と言う部分が見えてくれば、後に失望の相場になるかも知れません。景気対策は何と言っても実弾の部分が効果をあげるからです

とはいえハッタリで水増しに成功すれば、それはそれで見事な話で、良い事だとは思います。例えば地域振興券、不動産減税、マイカー減税など組み合わせれば効果があります。熊本地方の宿泊補助の『復興割』なんか大変な人気でした。消費促すことで、経済のかさ上げに成功すれば、景気にとってプラスに作用するでしょう。

問題もあるでしょうが、アベノミクス(第2弾)は順調に始まった様です。経過を見守りましょう。次は黒田東彦BOJ総裁が動く番になりそうです。今週のBOJ政策金利向けて盛り上がってきましたが、どう振る舞うでしょう?