〔英国〕スコットランドがEU残留となれば、新たな火種が…

〔英国〕スコットランドがEU残留となれば、新たな火種が…

Dawn breaks behind the Houses of Parliament and the statue of Winston Churchill in Westminster, London, Britain June 24, 2016. REUTERS/Stefan Wermuth

英国が分裂&解体され、ファンダメンタル(経済の基礎的諸条件)が弱体化する可能性を秘めるニュースだ!現実味が十分に備わっている為、リスク視されやすいだろう。

[ブリュッセル 29日 ロイター] – ブリュッセルを訪問中の英スコットランド行政府のスタージョン首相は、国民投票では欧州連合(EU)離脱の結果となったが、スコットランドは残留する意向を明らかにした。

欧州議会のシュルツ議長との会談後、同首相は記者団に対し「スコットランドはEU残留を決断した」と述べた。シュルツ議長は「拝聴し理解した」と述べた。

これも問題に発展するでしょう。と言うのも、EU残留と述べていますが、スコットランドは独立国でもEU加盟国でもなく、英国の一地域に過ぎないからです。つまり、この発言はスコットランド独立を示唆した発言と受け止められ、EUサイドも暗に容認するようなそぶりです。もし実現するとなれば、英国はさらに弱体化するでしょうし、疎外感も免れません。疎外感とは、英国とEUが対立に近い状態になる事に繋がるということです。

国民投票は48:50と言う僅差でした。問題は僅差だったことそのもので、離脱に反対している人々が半分もいる事実です。英国自体が解体&弱体化するリスクを持っています。ファンダメンタルが揺らぐリスクとして存在し続けるため、ポンドは下押し圧力として作用するでしょう。どれだけ問題になるか?そこを観察する必要がありそうです。

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